姉妹友好都市

姉妹都市1 アウスブルク市(ドイツ連邦共和国)

昭和34(1959)年4月7日、日本とドイツの間で最初の姉妹都市提携が結ばれました。
 きっかけはヤンマーディーゼル㈱(現在のヤンマー㈱)の山岡孫吉氏による超小型ディーゼルエンジンの開発です。ディーゼル博士ゆかりの地であるアウクスブルクで、ディーゼルエンジンの工場がある尼崎と姉妹都市になろうという気運が高まり、尼崎とアウクスブルクの姉妹都市提携が実現しました。
 アウクスブルクは紀元前15年、ローマ人により建設された街で、街の名前はローマ皇帝アウグストゥスに由来しています。
 ドイツの観光街道として有名なロマンチック街道の途中にあり、2000年の歴史を感じさせる美しい街です。

アウスブルグ市街

友好都市 鞍山市(中華人民共和国) 

昭和58(1983)年2月2日、鞍山市と尼崎市は友好都市提携を結びました。
きっかけは、昭和53(1978)年に尼崎市少年音楽隊が鞍山市を訪問したことです。
 提携の際に、「友好」都市としたのは、中国との協議の結果、「姉妹」都市という呼び方は長幼の序があるということになったためです。
 鞍山市は、中国東北部の遼寧省に位置する街で、市街地にある東鞍山、西鞍山という2つの鞍の形をした山に由来しています。
 名勝地も多く、マグネサイト鉱石などの豊富な鉱物資源があり、中国東北部に位置する有数の工業都市です。